営業の人間が書いた設計図はつっこみ所満載でしたが,上司や大工さんや多くのスタッフの助けによって,頭に描いた絵が現実のものとなりました。平面,立面図よりも,ログのカット図が一番緊張しました。材料を無駄にしないように考えなければならないからです。工事にも参加させてもらい,一生に一度のイベントにふさわしい経験ができました。ここだけの話,内輪だからできる,材料のリサイクルや気の置けない業者さんだから頼める,建築費節約工事(もちろん安全は犠牲にしませんよ。)をフルに活用した我がお城をとくとご覧あれ。
鹿児島県出水市
小野邸
リビングとキッチンの窓は当然南向き。晴れた日はあたたかな光が差し込みます。食器棚はログハウスのイメージに合うものを探しました。ネットでもずいぶん見たのですが,結局は阿久根市の寺地家具さんにどんぴしゃりの食器棚がありました。寺地さん,ありがとうございました。
東北から取り寄せた薪ストーブです。会社で木のきれっぱしはいくらでも出ますので,これで冬対策は光熱費ゼロです。耐熱板はALCを使い,ログへの熱伝導を最小限に押さえました。ひっきりなしにターボがかかったようにお湯がわきます。
玄関ステップのタイルやウッドデッキ部分がまだ完成していませんが,引っ越して暮らしちゃっています。お客様の工事が立て込んでいて,なかなかこちらは仕上がりませんが,できるところは自分でやっています。
ログハウスにはやはり白熱電球ですね。この色合いがたまりません。ちなみに照明器具は裸電球用のソケットと引っ掛けシーリングのみ。電球まで全部含んでも620円です。器具までつけてもらう前提で,普通に見積もってもらうと,数千円から万単位になります。リビング照明器具などは,数万円の見積もりになっていたりします。細かいことですが,電気配線工事は圧縮できなくても,器具を安くすることで,多少なりとも建設費の節約になります。ログハウスは特に前述の「裸電球セット」が似合うのですから,僕の場合,通路やトイレ,洗面等は電球を使いました。
気がつくと,家内がお人形をいろんなところに置いています。時々キャラクターの名前を質問されるので,覚えといた方が無難です。
2階のロフト部屋です。木の家には白熱電球のやわらかい光がよく似合います。ずっと眺めていても飽きません。
リサイクル記念の印です。カットに失敗したログは保存しておいて,ウッドデッキ等に流用するのですが,我が家には構造材として復活させてあります。通常はもちろんログ一本一本の場所を表す「通り印」は見えなくなるところに書いたり仕上げのときに消したりしますが,うちの場合は「いい記念だから」と大工さんがそのまんま字を消してありません。これって,記念なのかなあ?
ログハウスのスイッチやコンセントはむき出しか?というご質問がいくつかあったので,ここでご紹介です。ご覧の通り,埋め込んだような,むき出ているような感じです。丸ログだからこうなるのは仕方ありませんね。両サイドにカバーをつけますので,きれいに収まりますよ。ちなみに角ログは取り付け場所が平らなので,普通に埋め込みです。
すでに生活感あふれるリビングになっております。
テレビの画面が映っていますが,何の番組だかあててみてください。
特に賞品はありませんが。
外玄関をこの角度で見るのが好きです。なぜかなつかしい感じがします。
小屋裏は全面断熱材を入れて天井を張った作りです。ログハウスは母屋や束を見せる構造が多いですが,たまにはこんなパターンもありますという見本です。
訪れた人が50%の確率で「ペンションみたいですね。」と感想を言われる玄関です。